こんにちは!とんちゃんです。
最近次女ちゃんがハマっていて、何種類か買った本ですが、大人が見てもホッコリ癒される。思わずふふっと笑っちゃうけど、時々、ふと気付かされたり。
おもしろくて、とってもシュールな「ヨシタケシンスケ」さんの本、絵本をご紹介します。
本への妄想が止まらない?!
あるかしら書店
「なんでもある」書店の店主が、お客の「ありますか?」にかならず「ありますよ」と本を差し出してくれる。「世界のしかけ絵本」からもシュールな発想が繰り広げられていきます。本っていいよねと言いたくなるような一冊。
昔。。脱げなくてパニクった
もう脱げない
服がぬげなくたって、なんとかなる!?人生の悩みごとは、ヨシタケ流ユーモアでのりこえよう!服がひっかかってぬげなくなって、もうどれくらいたったのかしら。このままずっと脱げなかったらどうしようと妄想していくお話。
死んだ後も楽しみになる
このあとどうしちゃおう
男の子はある日、亡くなったおじいちゃんの部屋で「このあとどうしちゃおう」と書かれた1冊のノートを発見します。そこにはおじいちゃんが亡くなった後にやりたい様々なことが書かれており、それを読んだ男の子は、おじいちゃんに様々な思いを巡らせるのです。
おじいちゃんの絵と文字でいきいきと描かれる、ユーモアたっぷりな天国の姿。
それを読んで、男の子はとってもわくわくしてきました。
「ぼくも天国に行くのが楽しみになってきた!
おじいちゃんは、死ぬのが楽しみだったんだろうか?」
生死をテーマとしてユーモアたっぷりに描いている、心に強く残る作品です。
人との繋がりは受け入れる事から。
いいね!
この本には20個の「いいね」が書いてあります。
主人公は小学校のとあるクラスの生徒たち。
大人から見たら「いいね」じゃなくても
でも、一度は「いいね」と受け入れることから始めるのが人と人とのつながりになっていくというお話です。
著者は、筒井ともみさん。
子どもを捉える目がとても温かいなと文章から伝わります。ほっこりもする、深い一冊です。
最後に。
ヨシタケシンスケさんの作品は
どんなことでも、こんな風に多角的に考えることができるんだ!!と、アイディアを与えてくれます。
世の中では「当たり前」と思われていることにもこんなに様々なものの見方、考え方があるんだということを、ハッと気付かされます。
これはまさに、小さいころから実践できる「哲学」。
まさに、我が家が目指している育児にぴったりの作品でした。
ぜひお子さんと一緒に読みながら、頭をほぐして色々な発想を楽しんでみてはいかがでしょうか? お子さんの豊かで柔軟な発想に驚かされること間違いありません。
読んでいただきありがとうございました。